2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
終盤書といえばこの本。 金子タカシ氏の名著でぜひおすすめしたい本。 「美濃崩し200」「受けの手筋200」の合わせての3冊あり、 俗に金子三部作、200シリーズとも呼ばれており、すべておすすめ出来ます。
棒銀は破壊力抜群で将棋のもっとも基本的な攻め方です。また相掛かりと棒銀の相性もよく、初心者が初めに覚える戦法としておすすめです。
プロ棋士の中田功八段創案の戦法で中田功XPと呼ばれることもある。対居飛車穴熊に対抗する手法で、角道を生かした端攻めの破壊力は抜群。また中田功本人の芸術的な差し回しに魅了されるファンも多い。
角道を開けない対振り急戦の指し方。振り飛車の角交換からの捌きを抑え込むのが狙い。基本的に対振り飛車の嬉野流の定跡は鳥刺しに合流するのでここで一緒に紹介したいと思います。
プロ間ではあまり指されることはありませんが、その破壊力の高さと攻めの分かりやすさから、アマチュア間では人気の戦法です。
古典定跡にも載っておりその歴史は古い。富沢幹雄八段が愛用していたことから富沢キックとも呼ばれる。奇襲戦法として見られがちだが、四間飛車が対策を知らないと一気に不利になる変化もあるのでしっかり定跡を確認しておきたい。
早繰り銀は先手棒銀対策の受けとして指されることがほとんどで、先手で早繰り銀を目指す指し方はプロ、アマ共に実践ではあまり多く指されていません。ただそれだけ「自分だけ知ってる」変化に持ち込みやすいため、大会や持ち時間の短い将棋では有効になる指…
様々な戦型で指される戦法でその破壊力は凄まじいです。基本的に角換わりは先手の指し方や攻めに対して、後手が対応して受けるという図式が基本です。先手の棒銀に対して後手がどのように対抗していくのかをテーマに見ていきましょう。
急戦定跡の研究家である青野照市が創案し、タイトル戦などで米長邦雄が連採したことから広まりました。名前の由来はこの二人が東京都の鷺宮というところに住んでいたことからこの名が付けられました。
急戦における▲5七銀左型は対振り急戦の代表的な戦型です。名前の由来は昭和の棋士、山田道美九段らによって定跡を確立していったことから、この名がつけられました。
向かい飛車の利点は相手の飛車先からいつでも反撃が出来ること。そのため相手が居飛車穴熊に組んでいる途中や、中途半端な陣形の時に仕掛けていくのが理想的な指し方になります。
「振り飛車には角交換」の格言を地で行く戦法。居飛車対振り飛車における角交換は双方にとって重要なテーマで、居飛車が角交換を目指し、振り飛車がそれに抵抗するというのがこの▲4五歩早仕掛けです。
四間飛車に対する急戦の一つで、棒銀や▲4五歩早仕掛けなどと並んでオーソドックスな指し方です。山田定跡と似ていますが、まったく違う展開になる場合も多く細かな違いを確認しておきましょう。
四間飛車対棒銀は最も基本的な急戦です。他の急戦にも応用できる手筋など豊富に含まれており、ぜひマスターしたい定跡です。